国際セミナーの開催報告

2月28日にDr. Roland Happ(Johannes Gutenberg University Mainz)を講師とし、国際セミナー「ボローニャ・プロセスがドイツの高等教育構造およびカリキュラム変革に与えた影響―ビジネスと経済学を学ぶ学生の経済学専門知識を対象として」を開催しました。

Happ氏は、ドイツにおけるビジネスと経済学の教育課程に対するボローニャ改革の影響について講演をしました。具体的には、ドイツの高等教育システムを日本の高等教育システムと比較しながら紹介した後、ボローニャ改革がドイツの高等教育システムに与えた影響、ボローニャ改革の後学生の学業の中退率に影響を与えた要因、および経済学教育とパーソナル・ファイナンス教育の在り方、並びにそれらの効果をどのように測っていくのかについて、これまでの研究結果をもとに報告しました。講演の後で、会場からの質問をもとに議論を行い、ドイツの高等教育システムについて理解を深めることができました。

■日時

2019年2月28日(木)14:00~16:00

■場所

一橋大学国立キャンパス 第3研究館3階 研究会議室

■セミナーの風景