Vision
GOEセンターの活動には2つの軸があります。第一に、グローバル教育プログラムを一橋大学の特徴として定着・拡大させます。これまでは、担当教員それぞれの手作業で行ってきましたが、このノウハウを集約し、多くの授業に取り込みやすいように体系化して教員をサポートできるようにします。
第二に、国際関係の研究と実践におけるイノベーションとデジタル化です。このビジョンの下では、能力開発、他大学との共同研究、アクティヴラーニングを実施します。また、能力開発はインターンシッププログラムを含みます。
一橋大学におけるオンライン教育のデザイン
COIL (COLLABORATIVE ONLINE INTERNATIONAL LEARNING) プログラムの発展
アクティブラーニング
- New Approaches to International Peace and Security
- SIGMA (inter-university online program) on SDGs/ Digital Transformation
国際関係の研究と実践におけるイノベーションとデジタル化
能力開発
- 英語のCV・カバーレター書き方講習
- 国際機関でのインターンシップ(オンライン/対面)
研究
- 大学間/複数年研究プロジェクト
- データ収集と分析
- 事例研究
- 公開シンポジウム
- オープンソース・インテリジェンスの手法論に関する集中トレーニング
アクティブラーニング
- New Approaches to International Peace and Security
- SIGMA (inter-university online program) on SDGs/ Digital Transformation
Staff
秋山信将 |
一橋大学法学研究科教授、グローバル・オンライン教育センター長。1994年にコーネル大学大学院行政研究所にて行政学修士を取得後、一橋大学法学研究科にて法学博士を取得。その後、広島市立大学広島平和研究所専任講師、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター主任研究員、外務省在ウィーン国際機関日本政府代表部公使参事官などを経て、現職。 主な業績には、”AI Nuclear Winter or AI That Saves Humanity? AI and Nuclear Deterrence”, in Robotics, AI, and Humanity, edited by Joachim von Braun, Margaret S. Archer, Gregory M. Reichberg, Marcelo Sanchez-Sorondo, Nobumasa Akiyama (Springer, 2021): 161-170.、『核不拡散をめぐる国際政治―規範の遵守、秩序の変容』有信堂、2012年(単著)などがある。 |
中谷純江 |
ニューヨーク市立大学にてPh.D. in Political Science(専門は国際関係論(紛争解決、平和構築))を取得。米国国連協会プログラムディレクター、国連女性開発基金ガバナンスプログラム・スペシャリスト、米国社会問題評議会紛争予防平和フォーラムプログラムコーディネーター、国際連合 平和活動局 政務官などを経て、現職。 主な業績には、“Victimization, Empowerment and the Impact of UN Peacekeeping Missions on Women and Children: Lessons from Cambodia and Timor-Leste”, in Defying Victimhood: Women and Post-conflict Peacebuilding, edited by the United Nations (New York: United Nations, 2012): 96-117.、“Women and Gender Issues in Peacebuilding: Lessons Learned from Timor-Leste” in Women, Peace and Security: Translating Policy into Practice, edited by Funmi Olonisakin, Karen Barnes, Eka Ikpe (London:Routledge,2011),155-170.などがある。 |
深澤一弘 |
横浜国立大学経済学部を卒業後、一橋大学大学院法学研究科にて修士(法学)、博士(法学)を取得。一橋大学大学院法学研究科特任講師(ジュニアフェロー)を経て、現職。専門は国際政治経済学で、現在の研究課題は自由貿易協定における労働条項の政策決定過程。 主な業績には、「自由貿易協定における労働条項の差異とその原因―アメリカとEUの比較事例分析―」『エコノミア』72巻2号、2022年3月、「グローバリゼーションと社会政策の再構築:日本の事例」『一橋法学』18巻2号、2019年7月などがある。 |
田中(坂部)有佳子 |
コーネル大学にて行政学修士を取得後、早稲田大学にて政治学博士を取得。在東ティモール日本国大使館専門調査員、内閣府国際平和協力本部事務局研究員、国連アフガニスタン支援ミッションガバナンスオフィサー、青山学院大学国際政治経済学部助教などを経て、現在、共立女子大学国際学部専任講師、本センター客員研究員。 主な業績には、”Accommodating Incomplete DDR, Security Sector Development, and Veterans’ Issues to Peacebuilding Efforts: National Responses, Suco, and Local Security in Timor-Leste” in Adaptive Peacebuilding, de Coning et al.(eds)., Macmillan, Cham, 2023, ”Developing the State-Society Relationship in Timor-Leste: A Quest for Social Accountability with NGOs”, in Asian Journal of Peacebuilding, 9(1), 41-66. 2021、『なぜ民主化が暴力を生むのか-紛争後の平和の条件-』勁草書房、2019年(単著)、”Mitigating Violence by Solving the Commitment Problem in Post-Conflict Negotiations -The Case of Timor-Leste”, in Asian Journal of Comparative Politics, 3(2), 149-166. 2018などがある。 |
オオヌキ・ジュン 国際社会学/リサーチアシスタント、一橋大学大学院社会学研究科修士課程read more |
サンパウロ大学哲学文学人間科学学部地理学専攻およびサンパウロ大学教育学部を卒業し、サンパウロ人文科学研究所の『多文化社会ブラジルにおける日系社会の実態調査』に調査員として参加。2021年、JICA「日系社会リーダー育成事業」の留学生として早稲田大学大学院人間科学研究科で委託履修生として在学。現在、一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻修士課程。主な研究関心は国際社会学、移民統合、ディアスポラ政策。
2024年12月02日時点 |