DEVELOPING COIL PROGRAM

COIL (COLLABORATIVE ONLINE INTERNATIONAL LEARNING) プログラムの発展

What is COIL
COILとは、海外の大学とオンラインコミュニケーションツールを用いて学生間交流を図り、科目の国際化のなかで新しい知識や気づき、洞察を得ることを目指すプログラムです。COILは、授業の一部あるいは全体に導入することができます。この過程においては、シラバスや教材を大学間で共同で開発するため、教員やスタッフも参加型でセッションを形成していきます。

2023年度は、以下2つの授業において、豪州モナシュ大学及び米国ノースウェスタン大学と、COILプロジェクトに取り込んでいます。GOEセンターでは、このような取り組みを紹介するとともに、得られた教訓を共有していきます。

年度 連携大学 対象科目 開講時期
2023年度 モナシュ大学 国際GLPセミナー(豪州) 秋学期
ノースウェスタン大学 国際GLPセミナー(米国) 冬期集中
2024年度 モナシュ大学 国際GLPセミナー(豪州) 秋冬学期
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学 GLP国際セミナー (英国)A 冬学期

 

COILプログラムの効果測定とオンライン教育デザインへの還元
COILでは、どのような分野のセッションであれ、異文化交流・理解の促進、言語能力、コミュニケーションスキル、プロジェクト運営の能力、メディアリテラシーの向上、新たな研究連携の構築など、多方面での教育・研究効果が期待できるといわれています。GOEセンターは、このようなCOILプログラムの教育・研究上の効果を測定し、一橋におけるオンライン教育のデザインに還元させます。

COIL MODEL 1: Joint Project Development in the theme of “Liveability” Autumn 2023

https://arinori.hit-u.ac.jp/goe/en/2024/05/20/748/

COIL Interview Series(1): GLP International Seminar Australia, 2023

https://arinori.hit-u.ac.jp/goe/en/2024/05/13/730/

ACTIVE LEARNING

法学部GLP(グローバル・リーダーズ・プログラム)セミナー

一橋大学法学部は、グローバルに活躍する人材の育成を目的とし、法学部「グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を2017年度から開始しました。法学部GLPは、法律学・国際関係学の多くの専門科目を英語で提供すると同時に、海外大学との合同ゼミや海外留学などを効果的に組み合わせた学習の機会を提供します。

GLP国際セミナーは海外の著名大学とコラボレーションをし、オンライン教育を通じて、法律学・国際関係学について学びを深めていきます。

法学部GLP:https://www.law.hit-u.ac.jp/faculty/law-glp/

 

SIGMA (inter-university online program) on SDGs

What is SIGMA

SIGMA(The Societal Impact & Global Management Alliance)は、経営・ビジネス分野の著名大学によって2016年に設立されたグローバルネットワークです。 このアライアンスは、研究・教育における学際的・大学間連携の促進を目指しています。SIGMAグローバル・アクティブ・ラーニングは、全加盟校が参加するオンラインコースとして2019年に開始されました。このコースでは、持続可能な開発目標(SDGs)とビジネスに焦点を当てています。

  • Copenhagen Business School (Denmark)
  • Esade Business School (Spain)
  • FGV/EBAPE (Brazil)
  • Hitotsubashi University (Japan)
  • Renmin University of China (China)
  • Singapore Management University (Singapore)
  • Université Paris Dauphine-PSL (France)
  • Universität St. Gallen (Switzerland)
  • WU Wien (Austria)

Topic

2015年の国連持続可能な開発サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、貧困と飢餓の撲滅から気候変動対策、クリーンエネルギー、教育、水、ジェンダーの平等など、2030年までに達成すべき17の目標で構成されています。SDGsは、これまでのグローバル・アジェンダとは異なり、経済的に苦境にある国や地方政府、市民社会団体、ビジネス・アクターなど、あらゆる開発レベルのアクターが関与しています。この講義では、SDGsに対する市場主導型アプローチの役割について学び、積極的に議論に参加します。

Detail of SIGMA Global Active Learning – Managing the SDGs 2024

https://arinori.hit-u.ac.jp/goe/2024/06/10/799/

 

SIGMA (inter-university online program) on Digital Transformation

What is SIGMA

SIGMA(The Societal Impact & Global Management Alliance)は、経営・ビジネス分野の著名大学によって2016年に設立されたグローバルネットワークです。 このアライアンスは、研究・教育における学際的・大学間連携の促進を目指しています。SIGMAグローバル・アクティブ・ラーニングは、全加盟校が参加するオンラインコースとして2019年に開始されました。

  • Copenhagen Business School (Denmark)
  • Esade Business School (Spain)
  • FGV/EBAPE (Brazil)
  • Hitotsubashi University (Japan)
  • Renmin University of China (China)
  • Singapore Management University (Singapore)
  • Université Paris Dauphine-PSL (France)
  • Universität St. Gallen (Switzerland)
  • WU Wien (Austria)

Topic

デジタルトランスフォーメーションは、経済的、社会的、環境的課題に対処するために、デジタルトランスフォーメーションのプロセスをどのように責任ある方法で実施できるかを、様々な学問的観点から検討します。具体的には、データサイエンスと、情報と人間の価値観の交差点で生じる両義性というトピックを紹介します。デジタル化されたプロセスを巧みに利用することで個人と社会をエンパワーする理論や、デジタル経済におけるサービス管理と倫理的ビジネスモデルの概念を学んでいきます。

Detail of SIGMA Global Active Learning – Digital Transformation 2024

https://arinori.hit-u.ac.jp/goe/2024/06/10/803/