IR導入の背景

一橋大学では大学の教学状況を具体的に把握するという観点から、2006年度よりIR(Institutional Research: 大学機関調査研究)を開始しました。2008年度には「単位実質化マキシマムモデルの実践と普及―評価、教育、支援をつなぐカタリストとしてのIR」が文部科学省大学教育学生支援推進事業に採択され、IRは成績評価の適正化、授業開発、修学支援の活動を連動させ、相乗的効果を実現するカタリストとして位置づけられました。教務データ、学生調査結果、授業評価などの教学関連データを総合的に分析し、より具体的な修学支援に結びつくよう活動を深化させています。