国内の展開

チューニング事業

これまでの主な活動
  • 2015年2月6日 第7回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.大学講義のナンバリングとシラバスの国際比較—東京大学の試み
    2.コンピテンス調査進捗状況
    3.チューニングアカデミーセミナー開催について
  • 2015年1月~3月 第1回コンピテンス調査「グローバルに問われる能力:教育改革推進懇話会12大学によるコンピテンス調査」を実施 報告書
  • 2014年10月17日 第6回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.日本におけるチューニングの展望と可能性
    2.今後の共同作業等について(コンピテンス調査の具体的内容、方法,今後の行程)
    3.欧州のチューニングアカデミーへの派遣について
  • 2014年7月10日 第5回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.一橋大学国際企業戦略研究科「キャンパスアジア」の経験から
    2.今後の共同作業等について(協働作業によるコンピテンス調査)
  • 2014年5月16日 第4回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.東京工業大学と清華大学のダブル・ディグリープログラムについて
    2.チューニングに必要な単位互換について
  • 2014年4月1日 チューニングを基幹事業とし、高等教育の流動化を巡る諸課題を包括的に研究する「森有礼高等教育国際流動化センター」を一橋大学に設置 森有礼高等教育国際流動化センター「センター紹介」
  • 2014年3月7日 第3回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.チューニングの準備を進める三大学による発表
    2.チューニングに必要なシラバス作成及び単位互換についての情報共有
  • 2014年2月7日 第2回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.グローバル人材育成と大学の国際化関係施策について
    2.汎用的⁄分野別コンピテンスに関する情報共有
    3.GLU12大学による共同調査の提案
  • 2013年12月16日 第1回教育改革推進懇話会チューニングWG開催 議題
    1.チューニングについて
    2.チューニングWGでの検討の方向性
    3.チューニングの知見を有する機関(日本学術会議、筑波大学、一橋大学)による報告
  • 2013年11月7日 国内研究12大学から構成される「教育改革推進懇話会」内に、一橋大学を幹事校として「チューニングWG」が設置される
  • 2013年4月1日 一橋大学大学戦略推進事業として 「社会科学をチューニングする:学位・単位の国際的通用性確保のためのカリキュラム基盤整備」を進め、「チューニング・ジャパン」創設の準備と、チューニングにつながる諸活動の試行と実践、基盤整備を開始する。
  • 2012年 5月1日 一橋大学大学戦略推進事業として「チューニングの研究、実践、普及 —Tuning Asiaの設置にむけて—」を設置し、単位と学位の国際的互換性及び比較対応性を高めるチューニングの概念、実践、効果を調査研究し、実行可能性を検討
  • 2011年4月1日 一橋大学大学教育研究開発センターにおいて、日本の人文社会科学分野の国際通用性を高めることを目標に、チューニングの研究及び実践モデルの検討を開始
¹コンピテンス調査
学生、教員、卒業生、企業その他の雇用者を対象に、大学で習得することが期待される知識や技能(コンピテンス)とその学習達成度を明らかにし、結果を国内外の大学間で比較検討することにより、個々の大学がそれぞれの強みと特色を認識・強化し、国際的観点から教育課程の編成、カリキュラム、教育内容を向上させることを目的に、以下を行う。
 • 汎用及び分野特定のコンピテンスについて、学生、教員、卒業生、雇用者の認識の同一性と相違点を確認し、学問的なレベルから社会の
 ニーズに至るまで、様々な視点で考察を行う。
 • 大学教育で習得されるコンピテンスの具体的な定義を作成する。
 • 大学教育の説明責任を強化し、社会や経済のニーズを汲み取った教育課程の編成、カリキュラム改善、教育内容の向上につなげる。
 • 海外のチューニングネットワーク事業と共通の枠組みで調査・分析を行い、他地域の調査結果と比較検討することにより、対象分野の
 国際的比較可能性を高める。
 • 上記工程の積み重ねにより、教科の相互認証性の確保から学位の相互認証性の向上へと進展させ、共同学位や連携学位の学術的信頼性を
 高める。
コンピテンス調査は、チューニングパイロットプロジェクトとして、欧州のチューニング事業をはじめ、ラテンアメリカ、中国、アフリカを含む世界各地で実施されている。

²チューニングWG
北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の12大学から構成される「教育改革推進懇話会」に、2013年11月7日に一橋大学を幹事校として設置された。世界的に拡大する「チューニング」の実践を参考に、大学主導で知識や能力の「体系化」をはかり、大学間、国家間でカリキュラムや科目の可視化と比較可能性の向上につとめ、これにより留学や研究交流に伴う学習の実質化と学術的発展を促すことを目的とする。その一環として、2014年よりチューニングのパイロットスタディーとして世界各地で実施されているコンピテンス調査を日本で実施している。

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