Tuning Japan

 留学や研究交流の機会が増加する中、その学術的意義を確かなものとするためには、「チューニング」、すなわち、楽器を「調律」するように大学間で教科や課程の「到達目標」「学習内容の詳細」「養成される能力」「必要な人的・物的資源」「課程修了後の成果」を確認し合い参照基準として共有することにより、国際的共通理解に基づいたコース設計と単位・学位認定の基盤を形成するプロセスが必要となります。同時に、単位を個々の大学で「閉じる」のではなく、組織や国を越えて加算・累積する単位制度を設計し、転学・編入・復学を容易にしなくてはなりません。これによりカリキュラムの等価性と互換性が確保され、ダブルディグリーや共同学位などの連携学位が安定的に拡大し、また、社会人の「学び直し」も充実かつ有意義となります。

 Tuning Japanでは、日本、アジア、そして世界有数のパートナー大学及び世界に広がるチューニングネットワーク組織との連携を強化し、社会科学及び自然科学分野の高度な学術交流・流動性の促進、国際的に通用性の高い学位を授与することを目的として、チューニングを研究、実践、普及します。

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